リウム美術館とは、ソウルにあるサムスングループのコレクションが展示されている美術館。
古美術から現代アートまで鑑賞することができ、3人の世界的建築家が設計した建物も見所です。
この記事では、実際に韓国旅行でリウム美術館を訪れた筆者が美術館の様子をレポートします!
リウム美術館とは
概要
公式HP:https://www.leeumhoam.org/
リウム美術館はサムスングループの創始者である「イ・ビンチョル氏」が所蔵していた美術品約15,000点に加え、現代アートも展示されています。
リウム美術館は以下の3つの建物から構成されています。
MUSEUM 1
設計建築家:マリオ・ボッタ
展示内容:韓国の伝統芸術品
MUSEUM 1は常設展となっています。
MUSEUM 2
設計建築家:ジャン・ヌーヴェル
展示内容:韓国や世界のアーティストによる現代美術品
MUSEUM 2は特別展示が催されています。
児童教育文化センター
設計建築家:レム・コールハース
アクセス
地下鉄6号線「漢江鎮(ハンガジン/한강진)」駅1番出口から徒歩7分(400m)
建物周辺は坂道が続きます。暑い時期などはタクシーを利用しても良いかもしれません。
開館情報
【営業時間】火曜日~日曜日 10:30~18:00
【休館日】月曜日、1/1、旧正月、秋夕(旧盆)連休
リウム美術館は予約が必要?
2024年9月現在、特別展示・常設展共に公式HPからチケット予約が可能です。
1時間おきの鑑賞開始時刻(10:00~17:00)で予約できるようです。
試しに近い日程の予約状況を見てみましたが、全て「Available」となっていたので予約無しでも鑑賞でききそうです。
実際に筆者も予約なしで訪問しました。
チケット予約:https://ticket.leeum.org/leeum/personal/exhibitList.do(ハングル・英語)
入場料
常設展は無料で観覧できますが、受付で入場チケットを発行してもらう必要があります。
鑑賞人数を受付で伝えると予約の有無を確認され、チケットをもらえます。
リウム美術館に行ってみた感想
筆者は2024年8月にリウム美術館を訪問しました。
訪問のキッカケは韓国旅行のガイドブックで偶然見つけて気になったからという単純な理由です。
最寄り駅は地下鉄6号線の漢江鎮駅ですが、
韓国旅行でよく使われるNAVERマップを見ると、元々いた場所からは地下鉄の駅に行って地下鉄に乗るよりも、近くのバス停からバスに乗って歩いた方が手間がなさそうだったためバスで移動しました。
NAVERマップで”順天郷大学病院”のバス停で降りるよう指示され、そこからリウム美術館まで徒歩16分とのことでした。
しかし、実際は上り坂が多い道で、炎天下の中の徒歩移動はとても辛かったです。。
到着後、非常におしゃれな建物のため一瞬入り口が分かりませんでしたが、「多分ここかな…?」と恐る恐る入館しました。
この写真の下の方が入り口の自動ドアです。
館内に入ると左手にドリンクカウンターらしきものが見えました。
アルコールやコーヒーなどのドリンクがメニューにあったと記憶していますが、冷たいソフトドリンクが飲みたかった私。
韓国語はほとんど話せないので、拙い英語で「レモネード」的なソフトドリンクがあることを教えてもらい、無事注文完了。
冷たいレモネードで暑い中歩いた体をクールダウンできました。
ドリンクカップが可愛かったです。
ドリンクを飲んで一息ついたあと、受付で「大人1名」である旨を伝えたところ、
予約をしているか聞かれましたが、予約なしと答えたらそのままチケットをくれました。
今回は常設展のみ鑑賞しました。
正確に言うと、その場では常設展・特別展どちらを見るか聞かれず常設展のチケットのみを渡されたため特別展の入場方法が分からなかったのですが、
受付の際に「Special Exhibition」と伝えれば特別展のチケットの手続きをしてくれると思います。
受付の右側の通路を進むと、ロッカーとお手洗いが。
私は少し手荷物が多かったのですが、ここで預けて身軽な状態で館内を回れました。
ロッカーがすごくシックでとてもおしゃれですね…!
一番下の段は少し大きめになっているので大きい手荷物も預けられそうです。
荷物を預けたら、受付の左手に進み、チケットを見せて観覧スタートです。
エレベーターで4階まで上がり、上から観覧しつつ1階に降りてきてくださいとのこと。
展示物のカテゴリ毎にフロアが分けられているため、各階がとても統一感のある空間になっているのが印象的でした。
写真は4階の陶磁器エリアから。
また、リウム美術館といえばこの螺旋階段ではないでしょうか。
各階の展示を見終わると、この階段を使って下の階に降りていきます。
光の当たり具合で様々な色に反射したりして、とても幻想的でした。
また、展示の最後には空間インスタレーションがありました。
筆者は日曜日に訪問しましたが、たまたま人が少ない時間帯だったようでゆっくり写真撮影できて良かったです。
まとめ|リウム美術館でアートと建築を堪能しよう!
リウム美術館の概要、MUSEUM1の常設展に実際に行ってみた感想・レポートを書きました。
今回施設の全ては回りきれませんでしたが、MUSEUM1や周囲を歩いて建物の外観を見るだけでも十分アートと建設を楽しめる施設だと感じました。
後から調べたところ日本語の音声ガイドもあったようです。
次回行くときは今回見られなかった部分も含めて堪能したいと思います!
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